デジタル大辞泉
「犬居」の意味・読み・例文・類語
いぬ‐い〔‐ゐ〕【犬居】
犬が座っている姿勢。人がしりもちをついた姿や、両手を地面について座り込んでいるようすをいう。
「童が腹巻きの引き合はせをあなたへつっと射ぬかれて、―に倒れぬ」〈平家・一一〉
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いぬ‐い ‥ゐ【犬居】
〘名〙 (
多く「に」を伴って副詞的に用いられる。犬が
前足を立ててすわる姿勢から) しりもちをついた姿、また、はいつくばった姿の
形容。
※平家(13C前)一一「童が腹巻のひきあはせをあなたへつっと射ぬかれて犬居にたふれぬ」
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