とっさの日本語便利帳 「『奥の細道』」の解説 『奥の細道』 松尾芭蕉 月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらへて老をむかふる者は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。\(一六九四頃) 『奥の細道』 松尾芭蕉作。元禄一五(一七〇二)年刊。江戸深川から関東、奥羽、北陸を巡って美濃の大垣に至るまでの俳諧紀行文。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報