アルジャンソン(その他表記)Argenson, René Louis de Voyer de Paulmy, Marquis d'Argenson

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルジャンソン」の意味・わかりやすい解説

アルジャンソン
Argenson, René Louis de Voyer de Paulmy, Marquis d'Argenson

[生]1694.10.18. パリ
[没]1757.1.26. パリ
フランスの貴族。 M.R.アルジャンソンの長男。法律家となり,ボルテールやアベ・ド・サン=ピエールと交遊し,ルイ 15世の宮廷外務卿として国際政治活躍したが,1747年に失脚。引退後は著作に専念した。主著日誌覚え書』 Journal et Memoire (1859~67) 。

アルジャンソン
Argenson, Marc Antoine René de Voyer

[生]1722
[没]1787
フランスの貴族。 R.L.アルジャンソンの子。スイス (1749~51) ,ポーランド (59~65) ,ベネチア (66~70) の各大使をつとめ,引退後,ヨーロッパ史研究蔵書家として知られ,1785年に国王シャルル 10世が図書を買上げて,パリのラルスナル図書館を創設した。

アルジャンソン
Argenson, Marc René, Marquis d'Argenson

[生]1771
[没]1842
フランスの貴族。 M.R.アルジャンソンの子で,1791年に陸軍入隊ラ・ファイエット副官となったが,ラ・ファイエットの失脚後はポアトゥの領地に引退し,農業化学を研究。 1818年以後は議会で活躍した。

アルジャンソン
Argenson, Marc René, Marquis de Voyer

[生]1722
[没]1782
フランスの貴族。 M.P.アルジャンソンの子。軍人としてオーストリア継承戦争七年戦争に活躍。のちにサントーニュとポアトゥの知事をつとめた。

アルジャンソン
Argenson, Marc Pierre de Voyer de Paulmy, Comte d'Argenson

[生]1696
[没]1764
フランスの貴族。 R.L.アルジャンソンの末弟。警察総監代理,ツーレーヌの代官をつとめ,1751年に陸軍学校創設に尽力。兄と同様当時の知識人と親交があった。

アルジャンソン
Argenson, Marc René de Voyer, Marquis de Paulmy, Marquis d'Argenson

[生]1652
[没]1721
フランスの貴族。ベネチアに生れ,フランスの宮廷で活躍。 1697年にパリの警察総監代理となり,1718年にオルレアン公フィリップの印章保管係に就任した。

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