デジタル大辞泉 「ウェゲナー肉芽腫症」の意味・読み・例文・類語
ウェゲナー‐にくがしゅしょう〔‐ニクガシユシヤウ〕【ウェゲナー肉芽腫症】
[補説]医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という。
鼻と肺の肉芽腫、
免疫の異常および上気道感染やブドウ球菌の関与などが考えられていますが、原因はわかりません。
発熱、全身
血清中のC(PR3)ANCA(抗
早期発見・早期治療が重要です。初期に、免疫抑制薬(シクロホスファミド:エンドキサン、アザチオプリン:イムラン)、副腎皮質ステロイドを主体とする免疫抑制療法を行うことにより、病気を落ち着いた状態(
厚生労働省研究班の報告では、10年間での死亡率は21%です。治療法の向上から死亡率の低下が認められています。
専門医(耳鼻科、膠原病内科、腎臓内科)の指示に従い、治療を行うことをすすめます。上気道の細菌感染症に対する対策が重要です。
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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