日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウォルフスブルク」の意味・わかりやすい解説 ウォルフスブルクうぉるふすぶるくWolfsburg ドイツ北部、ニーダーザクセン州にある自動車工業都市。ボルフスブルクともいう。人口12万1800(2000)。市街地はミッテルラント運河の南北にまたがり、北部にはフォルクスワーゲン社の本社と主力工場があり、南部には商業地区と従業員の住宅が広がる。旧城館ウォルフスブルクのある農村に、工場建設のため、1937年に計画的に町が建設され、第二次世界大戦後、近代的に発展した。[齋藤光格][参照項目] | フォルクスワーゲン 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウォルフスブルク」の意味・わかりやすい解説 ウォルフスブルクWolfsburg ドイツ北西部,ニーダーザクセン州,ハノーバーの東約 70km,旧東ドイツとの境界から西約 12kmにある都市。 1938年フォルクスワーゲン製造のために計画的に建設された自動車工業都市で,同社の本社および第1工場がある。ドイツのほぼ中央に位置し,鉄道,アウトバーン,ミッテルラント運河が通じる。地域暖房の完備したドイツのニュータウンの例として著名。 39年には 6800であった人口が約 50年間に 20倍近く急増。ハノーバーを中心とする周辺工業地帯への影響も非常に大きい。人口 12万1109(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報