ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウーデ」の意味・わかりやすい解説
ウーデ
Uhde, Fritz von
[没]1911.2.25. ミュンヘン
ドイツの画家。初め軍人となったがのち画家に転向。ドイツ印象派 (→印象主義 ) の画風から出発したが,のちにオランダ派の影響を受けた。また S.スペンサー風の新約聖書の宗教画で知られ,宗教的人物を現代風の衣装で描き,当時の最もすぐれた宗教画家となった。代表作『最後の晩餐』『東方三博士の礼拝』。
ウーデ
Uhde, Wilhelm
[没]1947. パリ
ドイツの美術批評家,収集家。 H.ルソーなどの画家の発見に功があり,彼ら日曜画家を「素朴派」と名づけて定義づけた。著書『五人の素朴画家』 Fünf primitive Meister (1948) その他。
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