エカチェリナ

百科事典マイペディア 「エカチェリナ」の意味・わかりやすい解説

エカチェリナ[2世]【エカチェリナ】

ロシアの女帝(在位1762年―1796年)。ドイツのアンハルト・ツェルプスト公の娘。ピョートル3世に嫁し,近衛連隊のクーデタで夫を殺害して即位啓蒙専制君主をもって任じた。プガチョフの乱鎮圧農奴制極限にまで強化した。黒海沿岸,北カフカスを獲得し,ポーランド分割参加
→関連項目エルミタージュ美術館啓蒙絶対主義スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ大黒屋光太夫パイジェロパーベル[1世]ポチョムキンラクスマン

エカチェリナ[1世]【エカチェリナ】

ロシア最初の女帝(在位1725年―1727年)。農夫の娘で,ピョートル1世の2度目の皇后となった。夫の死後即位したが,実権新貴族メンシコフらが握った。
→関連項目エカチェリンブルグソビエト連邦科学アカデミーロマノフ朝

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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