カットバック

デジタル大辞泉 「カットバック」の意味・読み・例文・類語

カットバック(cutback)

アメリカンフットボールで、ボールキャリアが走るコースをオープン方向から内側急角度で変えること。または、それを取り入れた攻撃プレー。
映画テレビで、ある場面と別の場面、またはもとの場面とを交互に転換する手法。切り返し。

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精選版 日本国語大辞典 「カットバック」の意味・読み・例文・類語

カット‐バック

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] cut back )
  2. アメリカンフットボールで、ボールを持った攻撃側のプレーヤーがいったん外側に走り、途中で急に中央にまわり込むこと。
  3. 映画やテレビなどで、二つ以上の異なる場面のカットを、交互に写し出す編集の手法。〔モダン用語辞典(1930)〕

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百科事典マイペディア 「カットバック」の意味・わかりやすい解説

カットバック

映画の技法。あるカットから別のカットに移り,ついでまた初めのカットにもどすこと。切返し。カットを対立させることによって事件心理表現が強調できる。きわめて短いカット(1秒以下)を連続的に切り返すものはフラッシュバックといわれる。
→関連項目イントレランスガンスグリフィス

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サーフィン用語集 「カットバック」の解説

かっとばっく 【カットバック Cut Back】

波のカール部分から離れてショルダーに出すぎてしまうとしまうとサーフボードスピードが落ち、不安定になる。そんなときに、方向転換してカールの方へ戻っていくテクニック。8の字を描くようにターンして、後ろのスープに当て込む技をラウンドハウスカットバックと言う。

出典 (株)デジサーフ、(株)セキノレーシングスポーツサーフィン用語集について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カットバック」の意味・わかりやすい解説

カットバック
cutback

映画などの手法の一つ。切返しともいい,2つの場所で起っている事件を交互に表現する方法。

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世界大百科事典(旧版)内のカットバックの言及

【グリフィス】より

…〈映画の文法〉はグリフィスによって創造されたといわれるとおり,グリフィスは,カメラマンのビリー・ビッツアー(1872‐1944)の協力を得て,クローズアップ,ロングショット,フェイド,アイリス,ソフトフォーカス,移動,その他カメラによる表現技法によって,〈動く画面〉を通じて物語る真に〈映画的〉な技術を発見した。とりわけ,短いカットをモンタージュする〈ラピッド・カッティング〉と,離れた場所で同時に起こっているできごとを並行的につないで見せる〈パラレル・モンタージュ〉(いわゆる〈カット・バック〉)の発明は,劇映画を発展させた重要な功績とされる。グリフィスはストーリーを〈映画のことば〉で物語り,〈ストーリー・ピクチャー〉を〈モーション・ピクチャー〉へと発展させた。…

※「カットバック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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