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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
「炭化カルシウム」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…またI族以外の金属酸化物を過剰の炭素と加熱しても生成する。カーバイド(炭化カルシウム)CaC2は代表的なアセチリドである(カーバイドcarbideは,正しくはアセチリドを含む炭化物の総称)。無色の化合物が多いが,銅(I)(赤褐色),希土類元素(イットリウム,ランタン,ニオブなど。…
…1836年にイギリスのH.デービーによって初めて見いだされた。工業的には,カルシウムカーバイド(カーバイド)から製造されるか,または石油の高温熱分解法によって製造される。おもな用途は,灯火用,溶接用,合成化学原料などである。…
… ドイツは,植民地が少なく,国内には石炭ぐらいしか主要資源をもたないため,これを活用して多くの天然資源を化学的に合成する必要に迫られた。この結果ドイツは,第1次大戦から第2次大戦にかけて,19世紀に成立したタール工業をいっそう発展させるとともに,新たに窒素化学工業,カーバイド―アセチレン工業の発達に力を入れることになった。当時,窒素の供給源は主として天然のチリ硝石に依存していたが,窒素肥料,火薬を自給するためには新しい製法の開発が必要であった。…
…化学式CaC2。アセチレン化カルシウム,カルシウムアセチリドともいい,工業的にはカルシウムカーバイドあるいは単にカーバイドという。1891年はじめて工業的に電気炉で合成され,最初は溶接,金属切断あるいは灯火用アセチレン製造原料としてつくられたが,20世紀初めころ石灰窒素の製造が工業化されて,その原料としての需要が拡大した。…
※「カーバイド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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