きゃんきゃん(読み)キャンキャン

デジタル大辞泉 「きゃんきゃん」の意味・読み・例文・類語

きゃん‐きゃん

[副]
犬が、かん高い声で鳴くさま。「子犬がきゃんきゃん(と)ほえる」
かん高い声で不平文句などを言いたてるさま。「きゃんきゃん(と)けんかする」
[類語]ぎゃあぎゃあぎゃんぎゃんがやがやわいわいわあわあきゃあきゃあざわざわざわつくざわめくどよめく騒ぐはしゃぐぞめわめさざめくさんざめく叫ぶ怒鳴る張り上げる喚き散らす喚き立てるがなるがなり立てる

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精選版 日本国語大辞典 「きゃんきゃん」の意味・読み・例文・類語

きゃん‐きゃん

  1. 〘 副詞 〙
  2. 犬が打たれたりした時たてるなき声を表わす語。また、子犬のかん高いなき声などにもいう。
    1. [初出の実例]「黒犬をふみければおどろき、キャンキャンとほゆる」(出典:咄本・軽口若夷(1742)四)
  3. かん高い叫び声を表わす語。
    1. [初出の実例]「那(あれ)めが狺々(キャンキャン)言ふのが」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉二)

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