( 1 )擬声語「ド」と、音がする、響く、声を出すの意の動詞「ナル」との合成語とみられる。語構成を同じくする「ガナル」「ワナル」とともに江戸時代後期から散見されるが、用例が目立つようになるのは明治時代以降である。
( 2 )「ガナル」「ワナル」は不特定の対象に対して激しい声で叫ぶ意であるが、「ドナル」には特定の対象に対して大声をあげて怒る意もある。
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...