デジタル大辞泉 「クアラトレンガヌ」の意味・読み・例文・類語 クアラ‐トレンガヌ(Kuala Terengganu) マレーシア、マレー半島東岸の都市。トレンガヌ州の州都。南シナ海に面し、トレンガヌ川の河口に位置する。イスラム教徒のマレー人が多く居住。周辺の低地では稲作が盛ん。水上に浮かんでいるように見えるトゥンクトゥンガザハラモスク、トレンガヌ州立博物館などがある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「クアラトレンガヌ」の意味・わかりやすい解説 クアラ・トレンガヌKuala Terengganu マレーシアの半島部の北東海岸,トレンガヌ川河口にある都市。トレンガヌ州の州都。人口25万5000(2000)の90%弱がマレー人で,華人の比率はマレーシアの主要都市中最低。ジョホール王国の時代から小工業が栄え,今日でも織物,染色で知られている。海岸に砂州が発達しているため小漁港しかなかったが,政府の産業振興政策により,1970年にヤシ油積出用の港湾施設がつくられた。執筆者:太田 勇 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「クアラトレンガヌ」の意味・わかりやすい解説 クアラ・トレンガヌくあらとれんがぬKuala Trengganu マレーシア本土、トレンガヌ州の州都。マレー半島東海岸のトレンガヌ川河口に位置し、南シナ海に臨む。人口25万0528(2000)。この地方は雨量が西海岸に比べて多く、開発の程度が遅れている。人種構成ではマレー人が優越し、トレンガヌのスルタンの居住地でもあり、サロン、銀細工などの伝統的工芸も行われる。川沿いの低地ではマレー人の米作が盛んである。[別技篤彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クアラトレンガヌ」の意味・わかりやすい解説 クアラトレンガヌKuala Trengganu マレーシア,マレー半島東部,トレンガヌ州の州都。トレンガヌ川の河口にある港町で,ゴムや水産物の集散地。マレーさらさの特産がある。鉄道はなく,東海岸沿いの道路が通じる。宋代の中国と交易があったと伝えられる。人口 18万 296 (1980) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by