ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クマエビ」の意味・わかりやすい解説
クマエビ
Penaeus semisulcatus; green tiger prawn
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節足動物門甲殻綱十脚(じっきゃく)目クルマエビ科に属するエビ。胸脚と腹が縞(しま)のある赤色であるためアシアカともよばれるほか、多くの地方名がある。千葉県以南の西太平洋、インド洋に広く分布し、体長23センチメートルに達する。額角(がっかく)上縁に6~8歯、下縁に2~4歯があり、頭胸甲の正中稜(りょう)の側溝は前半部で消失する。産卵期は6月中旬から9月上旬である。頭胸甲長1センチメートルまでの稚エビは内湾のアマモ帯で生活しているが、10月ごろからしだいに湾外の水深20メートルぐらいの深みに移り、翌年に産卵して死ぬ。食用にされ、てんぷら材料として高級品である。
[武田正倫]
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