デジタル大辞泉 「ゲルゼンキルヘン」の意味・読み・例文・類語 ゲルゼンキルヘン(Gelsenkirchen) ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ルール地方に位置し、石炭の採掘により発展。製鉄、製鋼、繊維、ガラスなどの工業が行われた。動物園が有名。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ゲルゼンキルヘン」の意味・わかりやすい解説 ゲルゼンキルヘンGelsenkirchen ドイツ西部,ノルトライン・ウェストファーレン州ルール地方の都市。人口28万1979(1999)。11世紀設立の教会村落に始まるが,1840年以降石炭鉱業によって急激に発展。75年市制施行,1928年ブーアとホルストを合併。60年代以降石炭鉱業の地位が低下し,産業構造は衣料,食品,機械,建設,化学,石油精製等に多様化した。板ガラス生産では西ドイツの40%を占める。北海からパイプラインが通じ,運河港を七つ所有する。執筆者:渡辺 尚 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゲルゼンキルヘン」の意味・わかりやすい解説 ゲルゼンキルヘンげるぜんきるへんGelsenkirchen ドイツ中西部、ノルトライン・ウェストファーレン州の鉱工業都市。人口27万4900(2002)。ルール工業地帯の中央部に位置し、もっとも重要な産業は石炭業である。工業はこれと関連する鉄鋼業、鉄鋼加工、化学、ガラス工業などのほか、第二次世界大戦後は衣服工業も重要となった。この地域は1840年までは農村であったが、その後、石炭業、重化学工業とともに市街地が無秩序に広がった。この悪名をそそぐべく、動物園や近代的な劇場のある公共地区などを建設し、市街地と生活条件の整備に努めている。[齋藤光格] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゲルゼンキルヘン」の意味・わかりやすい解説 ゲルゼンキルヘンGelsenkirchen ドイツ西部,ノルトラインウェストファーレン州の工業都市。ルール地方中部,エッセンの北東に位置する。 19世紀中頃には人口 1000に満たない小村落であったが,ルール炭田の開発につれて発展,1875年都市権を得た。市の南方は一大炭田地帯。市はコークス製造の中心地で,鉄鋼,化学,機械,ガラス,衣料などの工業が盛ん。鉄道,運河,アウトバーンなどの交通の要地にある。3つの城のほか,博物館,動物園,公園,競馬場,ルール衛生研究所などがある。人口 25万9744(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「ゲルゼンキルヘン」の意味・わかりやすい解説 ゲルゼンキルヘン ドイツ,ノルトライン・ウェストファーレン州,ルール地方の工業都市。ヨーロッパ有数の炭鉱都市。ライン・ヘルネ運河に多くの積出港をもち,ドイツの内港としての積荷の扱い量はデュースブルクに次ぐ。製鉄,製鋼,ガラス,製油,繊維などの工業が行われる。25万6700人(2011)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by