デジタル大辞泉
「シャルドンネ」の意味・読み・例文・類語
シャルドンネ(Hilaire Bernigaud de Chardonnet)
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シャルドンネ
- ( Hilaire Bernigaud de Chardonnet イレール=ベルニゴー=ド━ )[ 異表記 ] シャルドネ フランスの化学者。伯爵。人造絹糸(シャルドンネ・シルク)の創製者。一八九一年世界最初の人造繊維工場をたてた。(一八三九‐一九二四)
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シャルドンネ
しゃるどんね
Comte de Chardonnet, Louis-Marie-Hilaire Bernigaud
(1839―1924)
人絹工業を創始したフランスの技術者。理工科大学校(エコール・ポリテクニク)の出身で、ニトロセルロースのアルコール・エーテル溶液を小孔(こあな)から引くと、絹状の繊維が得られることを発見して、1884年に特許を得た。しかし、得られた繊維はきわめて引火しやすく、この点の改良を重ね、1889年のパリ万国博覧会で大賞を得たのちに工業化に着手した。故郷のブザンソンで資本を集め、1892年5月から世界最初の人絹工場の操業を開始し、1904年にはハンガリーにも工場を建設した。セルロースの原料には、初めはクワの葉が使われたが、まもなく他の木のパルプや綿でよいことがわかった。シャルドンネの成功は、やがて他の方法による人絹の製造を可能にし、シャルドンネ人絹は第一次世界大戦までの間使われたにすぎなかったが、人絹を最初に工業化した功績は大きい。
[加藤邦興]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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シャルドンネ
Comte Hilaire Bernigaud de Chardonnet
生没年:1839-1924
フランスの化学者,工業家。伯爵。ブザンソンに生まれ,はじめL.パスツールのもとでカイコの伝染病の研究に従事したことから繊維に関心を深め,さらに綿火薬(ニトロセルロース)の研究にも携わった。こうした背景から,コロジオン(ニトロセルロースのアルコールとエーテルの混合溶液)を小孔に吐出し溶媒を蒸発させて,後に〈レーヨン〉と呼ばれた人造絹糸を得る方法を発見,1884年特許を得て,新繊維を89年のパリ博覧会で初めて公開し好評を博した。91年ブザンソンに世界最初の人造絹糸工場を設立,商品価値のある人工繊維をつくった最初の一人となった。
執筆者:古川 安
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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「シャルドンネ」の意味・わかりやすい解説
シャルドンネ
フランスの化学者。初めパスツールのもとでカイコの微粒子病について研究したが,のち写真に興味をもち,コロジオンについて実験中これを小孔から引き出すと人造絹糸が得られることを発見。1884年特許を得,1891年故郷のブザンソンに世界最初の人造絹糸工場を設立した。
→関連項目化学繊維|人絹
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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