デジタル大辞泉 「ジーゲン」の意味・読み・例文・類語 ジーゲン(Siegen) ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ライン川の支流ジーク川沿いに位置する。古くから鉄鉱を産し、現在も金属加工業・機械工業が盛ん。ジーゲン大学が所在。画家ルーベンスの生地。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジーゲン」の意味・わかりやすい解説 ジーゲンSiegen ドイツ西部,ノルトラインウェストファーレン州の都市。鉄鉱床の多いジーガーラントの中心都市として,ジーク川とその支流の河谷から斜面にかけて発達している。鉄鋼,機械関係の工場のほか,かつて森林に依存して立地した染色や皮革加工業も多い。 1303年都市権を得た。中世領主のナッサウ=ジーゲン家は,カトリック系とプロテスタント系に分裂し,それぞれが別個に城を築いた。その両方の城が現存する。オランダの画家ルーベンス (1577~1640) はここで生れた。人口 10万 9174 (1991推計) 。 ジーゲンSiegen(Sechten), Ludwig von [生]1609頃.ユトレヒト[没]1680. ボルフェンビュッテルドイツの画家,版画家。初期には辺境伯夫人 A.エリザベート,ヘッセン=カッセル伯ウィルヘルムに仕える。 1641~44年アムステルダムに滞在。メゾチントの創始者で,『アメリア・エリザベート』 (1642) ,『ヘンリエッタ・マリア』 (44) ,『フェルディナント3世』 (54) その他数点の肖像銅版画を残している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジーゲン」の意味・わかりやすい解説 ジーゲンじーげんSiegen ドイツ中西部、ノルトライン・ウェストファーレン州の都市。人口10万8500(2000)。ライン川右岸の支流ジーク川の上流、ライン片岩山地のほぼ中央に位置する。その発展は先史時代以来の鉄鉱石採掘に支えられ、刃物生産で有名な都市ゾリンゲンなどに原料を供給した。19世紀後半以来、商工業が発展し、岩山の上の中世の旧市街から谷沿いに市街地が延びた。鉱山は1962年に閉鎖されたが、鉄鋼加工はいまも盛んである。南北方向のアウトバーンが通る。[齋藤光格] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by