デジタル大辞泉 「スクールロイヤー」の意味・読み・例文・類語 スクール‐ロイヤー(school lawyer) いじめ・体罰・虐待・各種ハラスメントなど、学校で起こるさまざまな問題の予防と解決のために、法的な助言をする弁護士。また、そのような弁護士を学校に配置する制度。[補説]東京都港区が平成19年度(2007)に制度を開始するなど、各自治体で導入が進められていたが、令和2年度(2020)、文部科学省により全国の都道府県に配置。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「スクールロイヤー」の解説 スクールロイヤー いじめや保護者とのトラブル、不登校といった学校で起きた問題の解決に向けて派遣するよう助言される弁護士のこと。校内で教員の相談に乗ったり、いじめを予防するための教育を子どもたちに実施したりしている。いじめや体罰など、教育現場で起こる訴訟に発展しかねないトラブルの予防や早期解決を図り、教員の負担を減らす狙いがある。文部科学省は2018年度の予算で調査研究費に約5000万円を確保し、全国10カ所の地域でスクールロイヤー派遣の仕組みづくりを進めている。 (2018-8-23) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報