出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
大学生が学帽としてかぶる、上部が平たく四角くて、頭のかぶり口がぴったりしたもの。13世紀以後、男性がかぶり始めたビレッタbirettaとよばれる縁なし帽が、16世紀になって学者や聖職者のかぶる堅い形を整えた帽子となり、角帽のもととなった。オックスフォード大学やケンブリッジ大学では、14世紀以来用いられている。欧米の大学では卒業式など儀式の際に、平たい部分の中央に房飾りのついたものをかぶる。日本では東京大学の前身の大学予備門が制帽として1885年(明治18)ごろ採用したのが始まり。以来、官立・私立の大学の学帽として着用されてきた。この帽子はひさしがついている。また、早稲田(わせだ)大学のように角(かど)がとがった四角い頂部のものもある。最近はしだいにかぶられなくなってきている。
[浦上信子]
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