翻訳|bonnet
帽子の基本型の一つ。後ろから頭をおおい,両ほおを包むように形づくられた帽子で,ブリムは前から後ろへしだいに小さくなるか,あるいはまったくブリムがないものも見られる。いずれも額を出してかぶる。スコットランド地方の男子がかぶっていた布製のふちなし帽に由来する。婦人帽として名前が登場するのは18世紀半ばからで,とくに18世紀末にはやわらかい布地や麦わらを用いた,ひさしのついた帽子がつくられた。これらの帽子はリボン状のひもをつけて顎で結び,造花などを飾った。婦人帽としては,1870年ころのバッスル・スタイル(バッスル)初期のころまで用いられ,その後はおもに子ども用の帽子としてこの型が受けつがれた。フランスのボネbonnetは,やわらかい布地でつくった,頭にぴったりしたブリムのない帽子の総称である。
→帽子
執筆者:大浜 治子
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…下唇は大きい。頭部には多数の角質の瘤を有し,上あご前端にある最大のものをボンネットと呼ぶ。これらにはクジラジラミなどが寄生し,白っぽく見える。…
…その発生の歴史は古く,種類も多様である。クラウン(山の部分)とブリム(つば)からなるハットhat,頭巾型のフードhood,つばのないキャップcap,ひさしがつきあごで結ぶボンネットbonnetなどが基本型といえよう(図)。
[古代]
頭に何物かをかぶるという習慣は古くから発生していた。…
…その発生の歴史は古く,種類も多様である。クラウン(山の部分)とブリム(つば)からなるハットhat,頭巾型のフードhood,つばのないキャップcap,ひさしがつきあごで結ぶボンネットbonnetなどが基本型といえよう(図)。
[古代]
頭に何物かをかぶるという習慣は古くから発生していた。…
※「ボンネット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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