ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タヒバリ」の意味・わかりやすい解説
タヒバリ
Anthus rubescens; buff-bellied pipit
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鳥綱スズメ目セキレイ科の鳥。同科タヒバリ属34種中の1種。タヒバリ属はほとんど全世界に分布し、牧場、草原、川原、耕地などに生息する。一般に緑褐色系のじみな保護色をしており、尾はセキレイ属ほど長くはないが、上下に振る習性は同様である。日本で秋冬季に普通にみられるのはタヒバリ、ムネアカタヒバリ、ビンズイの3種である。タヒバリは全長約16センチメートル。北半球の中・高緯度地方の寒冷地で繁殖し、冬季はエジプト、アラビア半島、中央アメリカなどにも南下する。日本の近くでは北千島で繁殖している。日本には本州以南に冬鳥として10月ごろ渡来し、3、4月ごろ渡去するが、琉球(りゅうきゅう)諸島に至るまで数は多い。昆虫類、草本の種子などを食べる。
[坂根 干]
世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...
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