一七世紀に中国を訪れたイタリア人宣教師アレニの「職方外紀‐五大州総図界度解」(一六二三)に「北極規与二南極規一之内、此両帯者、因三日輪止照二半年一、故為二冷帯一」とある。「冷帯」は、「職方外紀」の伝来とともに日本でも一時期使われたが、のち「寒帯」が主流になった。
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→亜寒帯
…気温の年較差が大きいのが特徴。なお,亜寒帯と冷帯,冷温帯を同義語として扱う人もいるが,温帯(広義)の高緯度地方を冷帯,冷温帯ということが多い。【山下 脩二】。…
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