チャイブ(その他表記)Allium schoenoprasum; chive

デジタル大辞泉 「チャイブ」の意味・読み・例文・類語

チャイブ(chive)

ヒガンバナ科ネギ属球根植物。葉を料理の調味に使い、球根も賞味される。シブレット。西洋あさつき。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャイブ」の意味・わかりやすい解説

チャイブ
Allium schoenoprasum; chive

ヒガンバナ科ネギ属多年草北半球温帯に広く分布する。小さな鱗茎をもち,円筒形の細い葉を根出させる。葉の長さは 20~30cm,茎頂に淡紅紫色の小花が散形花序をなす。ほかのネギ属よりネギ独特の香りが少なく,香味植物として古くから利用された。葉がサラダスープに利用されるほか,ネギと同様に和食薬味としても使える。花も食用になり,ほぐしてサラダなどに散らすと香りと色を楽しめる。花壇に栽培して観賞用としても美しい。アサツキは本種の一変種にあたる。春または秋に種子をまく。冬に地上部は枯れるが,翌春再び芽を出す。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「チャイブ」の意味・わかりやすい解説

チャイブ
ちゃいぶ
chive

日本ではエゾネギ、セイヨウアサツキとよばれる野菜で、タマネギよりずっと小形で香りも弱い。なまのまま細かく刻んで各種スープやシチューマッシュポテトグレービーソースガーニッシュとして用いられる。ドイツデンマークイギリスが主産地で、細かく刻んで凍結乾燥したものも最近では市販されている。

[齋藤 浩]


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百科事典マイペディア 「チャイブ」の意味・わかりやすい解説

チャイブ

ユリ科の野菜。高さ20cmほどでネギに似ており,細い葉と紅紫色のネギ坊主様の花をつける。かおりは弱く,サラダ,オムレツ,スープ,シチューのほか,マヨネーズやレモン汁と混ぜてチャイブソースにする。

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栄養・生化学辞典 「チャイブ」の解説

チャイブ

 [Allium schoenoprasum].シブレットともいう.ユリ目ユリ科ネギ属の植物で,アサツキと同様の変種.薬味や,スープ,シチューなどにも用いる.

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