ドラフト制度(読み)ドラフトせいど[プロやきゅう]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドラフト制度」の意味・わかりやすい解説

ドラフト制度[プロ野球]
ドラフトせいど[プロやきゅう]

プロ野球の新人選手選択制度元来アメリカンフットボールが各チームの戦力を平均化するために,1935年に導入した。アメリカ大リーグでは 1965年に採用。日本のプロ野球も新人選手の争奪に伴う契約金の高騰などの弊害を除くために 1965年から設けた。ドラフト会議回数や指名方法などは数回変更されている。 1993年からのフリーエージェント制度の採用とともにドラフト制度も見直され,上位指名2人が実質自由競争となった逆指名,さらに自由競争 (自由枠) とドラフト制度を併用した制度が 2001年より導入された。このほかドラフト会議によりプロ入りした外国籍選手について,一定期間日本に居住すれば日本人選手と同じ扱いとなることが決まった。毎年1回 11月に行なわれる。

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