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ねば ネバ

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デジタル大辞泉の解説

ね‐ば

[連語]
《打消しの助動詞「ぬ」の仮定形+接続助詞「ば」》
打消しの仮定条件を表す。もし…ないなら。「熱が上がらねば風呂に入ってよろしい」
打消しの恒常的条件を表す。…ないと絶対に。…ない場合はきまって。「冬が終わらねば春にならない」→にゃねばならない
《打消しの助動詞「ず」の已然形+接続助詞「ば」》
打消しの順接確定条件を表す。…ないので。
「天の河浅瀬白波たどりつつ渡り果て―明けぞしにける」〈古今・秋上〉
1に同じ。
「筑紫道(つくしぢ)の可太(かだ)の大島しましくも見―恋しき妹(いも)を置きて来(き)ぬ」〈・三六三四〉
打消しの逆接確定条件を表す。…ないのに。
「秋立ちて幾日(いくか)もあら―この寝ぬる朝明(あさけ)の風は手本(たもと)寒しも」〈・一五五五〉

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

ねば

( 連語 )
〔打ち消しの助動詞「ぬ」の仮定形「ね」(古語では打ち消しの助動詞「ず」の已然形「ね」)に接続助詞「ば」の付いたもの〕
打ち消しの仮定条件を表す。もし…ないなら。 「朝までに雨が止ま-、外出は取りやめにしよう」
(「ねばならぬ」の形で)…なければならない、…するのが当然だ、の意を表す。 「せ-ならぬ事は早くすませてしまいなさい」
打ち消しの恒常的条件を表す。…ないと。…ないとかならず。 「山の方に雪が降ら-、夏には水不足になる」 「世にしたがへば身くるし。したがは-、狂せるに似たり/方丈記」
打ち消しの順接確定条件を表す。…ないので。…ないから。 「袖振らば見もかはしつべく近けども渡るすべなし秋にしあら-/万葉集 1525
打ち消しの逆接的条件を表す。…ないのに。…ないでいるうちに。 「年月もいまだあら-心ゆも思はぬ間にうちなびき臥やしぬれ/万葉集 794」 〔 (1) 本来の用法はは近世以降のもの。 (2) 話し言葉でのくだけた言い方では、「にゃあ」「にゃ」ともなる〕 → ねばならぬ

出典|三省堂
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