ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パースニップ」の意味・わかりやすい解説
パースニップ
Pastinaca sativa; parsnip
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翻訳|parsnip
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セリ科(APG分類:セリ科)の二年草。全体がボウフウに似ており、外来のものであるため和名をアメリカボウフウという。根はニンジン状で太さ10センチメートル、長さ50センチメートル以上になり、黄白色。特有の香気があり、ショ糖を含んで甘いので俗にサトウニンジン(砂糖人参)という。葉はセロリに似ており、1年目は茎は伸びないが、2年目にとう立ちして茎は高さ1メートルになり、夏に緑黄色の花を開く。ヨーロッパ原産で、古くローマ時代から食用、薬用にされ、16世紀ころから野菜として普及した。日本には明治以降に伝来した。寒冷地に適し、東北、北海道で栽培される。4月に種子を播(ま)いて晩秋に根を収穫する。薄切りにしてゆで、スープにする。
[星川清親 2021年12月14日]
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