ひょうし

精選版 日本国語大辞典 「ひょうし」の意味・読み・例文・類語

ひょうし

  1. 〘 名詞 〙 ( 語源未詳 ) 日の出ている方向
    1. [初出の実例]「いづくに軍を立る共、日頭(ヒャウシ)に向ひ弓をひかぬが和国の軍礼」(出典浄瑠璃百合稚高麗軍記(1742)三)

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普及版 字通 「ひょうし」の読み・字形・画数・意味

【標】ひよう(へう)し

標識。〔唐律、廐庫〕び噬犬、~標羈絆(きはん)(つなぎとめる)、法の如くせず。(も)し狂犬さざるは笞四十、故(ことさら)を以て人を傷するは、失を以て論ず。

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】ひよう(へう)し

旗印。〔後漢書、皇甫嵩伝〕(張角等)一時る。皆巾をけてと爲す。時人之れを巾と謂ふ。~人をして以て天を祠る。

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死】ひよう(へう)し

は死して皮を留む。〔五代史死節、王彦章伝〕武人にして書を知らず。常に俚語(りご)を爲す。人に謂ひて曰く、は死して皮を留め、人は死して名を留むと。其の忠義於ける、蓋(けだ)し天性なり。宗、其の驍(げうゆう)を愛す。

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至】ひよう(へう)し

飛び火のように至る。〔史記、淮陰侯伝〕天下初めを發するや、俊雄豪號壹呼し、天下の士、雲合霧集(むしふ)し、~のごとく至り、風のごとくる。

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姿】ひようし

たくましくすぐれた偉容

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至】ひようし

疾風のように至る。

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氏】ひようし

神農氏をいう。

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矢】ひようし

火矢

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【表】ひようし

めじるし。

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【氷】ひようし

流氷

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