デジタル大辞泉 「ビンタン島」の意味・読み・例文・類語 ビンタン‐とう〔‐タウ〕【ビンタン島】 《Pulau Bintan》インドネシア、スマトラ島東方に浮かぶリアウ諸島の島。シンガポールと海峡を挟んで約50キロメートルに位置し、同諸島中もっとも大きい。中心都市はタンジュンピナン。一部が自由貿易地域に指定され、工業団地が立地。ボーキサイトを産する。1990年代より海岸保養地として知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ビンタン島」の意味・わかりやすい解説 ビンタン[島]Pulau Bintan インドネシア西部,シンガポールの南に隣接するリアウ諸島中の最大島。面積1075km2,人口約4万。地形的にはマレー半島の延長部にあたり,一般に平坦であるが諸所に丘陵があり,最高点は北部で360m。海岸線は複雑である。以前はガンビールノキ(薬用植物)栽培などがおもな産業であったが,現在はインドネシア最大のボーキサイト鉱の産地となっている。年産約106万tで,そのほとんどは西岸のタンジュンピナンから日本へ輸出される。執筆者:別技 篤彦 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビンタン島」の意味・わかりやすい解説 ビンタン島びんたんとうPulau Bintan インドネシア西部、スマトラ島東岸沖、マレー半島南端沖にある島。面積1075平方キロメートル。リアウ諸島の主島で、周囲はサンゴ礁が発達している。丘陵性の地形をなし、全島がボーキサイトに覆われている。中心都市のタンジュンピナンはその積出し港で、主として日本へ輸出される。ボーキサイトの採掘は、日本の企業とインドネシア政府によって行われている。農産物にはコプラ、ゴム、香料などがある。行政上はスマトラ島のリアウ州に属する。[上野福男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビンタン島」の意味・わかりやすい解説 ビンタン島ビンタンとうPulau Bintan インドネシア,リアウ諸島の主島。マレー半島の南東端沖にあり,シンガポール海峡にのぞむ。ボーキサイトの重要な産地。南西岸のタンジュンピナンが主要港。面積 1100km2。人口約 10万。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by