フリッター(読み)ふりったー(その他表記)fritter

翻訳|fritter

デジタル大辞泉 「フリッター」の意味・読み・例文・類語

フリッター(fritter)

小麦粉卵黄牛乳か水で溶き、これに泡立てた卵白を加えた衣をつけて、魚・野菜果物などをふわっと揚げた料理

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精選版 日本国語大辞典 「フリッター」の意味・読み・例文・類語

フリッター

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] fritter ) 小麦粉・卵黄・牛乳または水を混ぜ、泡立てた卵白を加えた衣で、魚肉・野菜・果物などを揚げた料理。
    1. [初出の実例]「贅沢なデザートやパイ〈略〉フリッター(煎餠)等を食べすぎてはなりません」(出典:モダン化粧室(1931)〈ハリー牛山〉)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「フリッター」の意味・わかりやすい解説

フリッター
ふりったー
fritter

生(なま)の材料に洋風の衣をつけて揚げた料理。衣は軽いのが特徴で、小麦粉、サラダ油白ワイン、卵黄、泡立て卵白などでつくる。材料は淡泊な魚や小魚類、鶏(とり)肉、水けの少ないカリフラワーなどが使用される。

[小林文子]

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百科事典マイペディア 「フリッター」の意味・わかりやすい解説

フリッター

西洋料理衣揚げ一種。卵白を泡(あわ)立て,卵黄,小麦粉,牛乳などを加えて衣とし,植物油で揚げる。てんぷらに似るが衣は軽い。白身の魚,エビ,鶏肉,カリフラワー,バナナなど広い範囲の材料が使用される。
→関連項目フライ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フリッター」の意味・わかりやすい解説

フリッター
fritter

西洋料理の衣揚げ料理の一種。衣が軽いのが特徴で,果実のフリッターは温かいデザートとされる。このほか魚介類野菜類に利用される。衣の材料は魚介類の場合には,小麦粉にサラダ油,食塩,卵黄,泡雪にかき立てた卵白を混ぜ合せる。また果実の場合には,サラダ油,砂糖ワイン,牛乳,卵黄,泡雪にかき立てた卵白を混ぜ合せる。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「フリッター」の解説

フリッター【fritter】

泡立てた卵白や小麦粉などを用いた衣をつけて、材料をふんわりと揚げた料理。野菜・肉・魚介類・果物などの材料を用い、低温で色がつかないように揚げる。とうもろこしを用いた「コーンフリッター」のように、生地に材料を混ぜ込んで揚げることもある。◇「ベニエ」ともいう。「ベニエ」はフランス語。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

栄養・生化学辞典 「フリッター」の解説

フリッター

 洋風の揚げ物.魚や鶏肉などを揚げる.

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世界大百科事典(旧版)内のフリッターの言及

【フライ】より

…ふつう鳥獣肉,魚貝類,野菜などに小麦粉,とき卵,パン粉の順にころもをつけて揚げるものを指し,そのうち肉類を使った場合はカツレツと呼ぶことが多い。広義には,材料にころもをつけずそのまま揚げるフライドポテトのようなもの,小麦粉をまぶして揚げるフライドチキンのようなから揚げ,小麦粉,卵,ビールなどでつくったころもで揚げるフリッターfritter(フランス語でベーニェbeignet)も含まれる。 フライに用いる油脂はサラダ油が一般的であるが,ラード,ヘット,バターを使うこともある。…

※「フリッター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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