ブロック紙(読み)ブロックシ

デジタル大辞泉 「ブロック紙」の意味・読み・例文・類語

ブロック‐し【ブロック紙】

ブロックは、bloc》地方紙うち北海道もしくは複数の都県にまたがる広い地域で販売されている日刊紙の称。全国紙県紙中間規模
[補説]ブロック紙各紙北海道新聞(北海道のみでの発行だが広域であるためブロック紙とされる)・河北新報中日新聞傘下東京新聞を含む場合もある)・中国新聞西日本新聞

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精選版 日本国語大辞典 「ブロック紙」の意味・読み・例文・類語

ブロック‐し【ブロック紙】

  1. 〘 名詞 〙 数県の広域を対象に発行される一般日刊地方紙。
    1. [初出の実例]「地方新聞やブロック紙の日曜版」(出典:蒼ざめた馬を見よ(1966)〈五木寛之〉二)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブロック紙」の意味・わかりやすい解説

ブロック紙
ブロックし

『北海道新聞』『中日新聞』『西日本新聞』『河北新報』の4紙をいう。全国紙5紙 (『朝日新聞』『読売新聞』『毎日新聞』『産経新聞』『日本経済新聞』) に次ぐ発行部数をもち,記事や事業の面でも互いに提携し合っている。地方紙がその地域のニュースに重点をおき,配布先も発行所のある県などに限定されるのに対し,ブロック紙は北海道,東北中部九州といったいくつかの県にまたがったニュースの取材を行い,数県にわたる地方を販売地域としている。

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