プレトゥル石(読み)ぷれとぅるせき(その他表記)pretulite

日本大百科全書(ニッポニカ) 「プレトゥル石」の意味・わかりやすい解説

プレトゥル石
ぷれとぅるせき
pretulite

1998年ベルンハルトFranz Bernhardらによって、東オーストリアのプレトゥル山PretulalpeのヘルコーゲルHöllkogelに露出する天藍(てんらん)石―雲母(うんも)片岩中に発見された新鉱物ジルコンと同構造のスカンジウムリン酸塩鉱物で、6番目のスカンジウムの独立鉱物にあたる。自形はやや低い正方複錐(すい)。広域変成岩中のスカンジウムの挙動に関して最初の情報を与えた。2002年にフランスの堆積(たいせき)性鉄鉱床中から少量随伴鉱物としても発見され、スカンジウムの地球化学的挙動に関する情報が大いに増強されるもととなった。

加藤 昭]


プレトゥル石(データノート)
ぷれとぅるせきでーたのーと

プレトゥル石
 英名    pretulite
 化学式   Sc[PO4
 少量成分  Y族希土
 結晶系   正方
 硬度    5
 比重    3.71
 色     淡桃
 光沢    金剛
 条痕    白
 劈開    二方向に完全
       (「劈開」の項目参照

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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