ユニット型投資信託(読み)ユニットがたとうししんたく(英語表記)unit type investment trust

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユニット型投資信託」の意味・わかりやすい解説

ユニット型投資信託
ユニットがたとうししんたく
unit type investment trust

単位型投資信託ともいう。受益証券の発行が特定単位 (ユニット) ごとに行われ,独立した信託財産を形成していく証券投資信託。各単位が独立しているので,その数だけ投資信託が存在する。一つの単位の設定が終了すると預託者 (投資信託委託会社) は次を設定することになり,オープン型投資信託のように追加設定は行われない。日本ではユニット型の受益証券は1口1万円で信託期間は5年が一般的であるが,おもに基準価額額面を下回っているときには2年まで延長が認められている。なおこのように運用資金が直接株式,公社債などに運用されるものを普通型というが,このほかファミリーファンドといわれるものがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android