よいとまけ(読み)ヨイトマケ

デジタル大辞泉の解説

よいと‐まけ

建築現場などでの地固めのとき、大勢で重い槌(つち)を滑車であげおろしすること。また、その作業を行う人。作業をするときのかけ声からいう。

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デジタル大辞泉プラスの解説

よいとまけ

北海道苫小牧市の株式会社三星(みつぼし)が1953年に発売した銘菓。中と表面にハスカップジャムを塗ったロールカステラ。第22回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞。

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大辞林 第三版の解説

よいとまけ

( 名 )
建築現場などで、地ならしのために大勢が一斉に鎚つちを滑車で上げ下げすること。また、それをする人。
( 感 )
をするときの掛け声。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

よいとまけ
よいとまけ

北海道苫小牧(とまこまい)市の銘菓で、ロールケーキの一種。紙の町、苫小牧では、王子製紙が操業を始めた明治末期から昭和初期まで、パルプ材の丸太の積み卸しはすべて人力であった。製紙工場からは積み卸しに働く人々の「よーいとまけ」の掛け声が終日響いていた。その掛け声を子守唄(うた)とも童唄(わらべうた)とも聞いて育った菓舗「三星(みつぼし)」の小林正俊(まさとし)が、勇払(ゆうふつ)原野に自生するユノミ(スイカズラ科の灌木(かんぼく)の実)のジャムを、丸太に見立てたロールカステラに巻き込んでつくったのが「よいとまけ」である。[沢 史生]

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精選版 日本国語大辞典の解説

よいと‐まけ

[1] 〘感動〙 建築場や土手普請などの地固めのために、数人で重い槌(つち)を滑車であげおろしする時の掛け声。
※大道無門(1926)〈里見弴〉厄日「ふと、微に、暢気らしく、地形(ちぎゃう)のヨイトマケが聞えて来た」
[2] 〘名〙 (一)の労働をすること。また、その人。多くは女性をさしていう。
※浅草紅団(1929‐30)〈川端康成〉四「よいと巻(マ)けの女の群が、頬かぶりをして」

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