デジタル大辞泉
「レチクル座」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
レチクル‐ざ【レチクル座】
- ( レチクルは[ラテン語] Reticulum から ) 天の南極に近い小星座。α(アルファ)星は三等星。日本からは見えない。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
レチクル座 (レチクルざ)
Reticulum
略号はRet。大マゼラン銀河の近くにある南天の小星座。フランスのN.L.ラカイユが南天に1752年に創設した14星座の一つ。日本では見えない。レチクルは望遠鏡の接眼鏡の視野にはる縦横十文字の網状の目盛(視準糸)のことである。ζ星はζ1(5.54等,G3型)とζ2星(5.24等,G2型)の二重星で,角距離は310″で肉眼でも分離できる。概略位置は赤経3h50m,赤緯-63°。午後8時の南中は1月中旬である。
執筆者:石田 五郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
Sponserd by 
レチクル座
れちくるざ
冬の宵の南に低く見える星座。エリダヌス座のずっと南寄りに位置する。沖縄方面で水平線上に見ることのできる南半球の星座である。フランスの天文学者ラカイユが1763年に発表した14の新星座のうちの一つで、望遠鏡の視野に張る十字線のようなもの(視準系)を意味する。初めは菱形レチクル座(ひしがたれちくるざ)ともよばれていたが、現在は単にレチクルとよばれている。日本名もかつては小網座(こあみざ)と訳されていたこともあった。
[藤井 旭]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 
レチクル座
レチクルざ
Reticulum
1月の宵に南中する菱形の小さな星座。概略位置は赤経3時 50分,赤緯-63°。本州からは見えない。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
レチクル座【レチクルざ】
南半球の小星座。日本からはほとんど見えない。レチクルreticulumは望遠鏡の視野内におく網状の視準糸。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内のレチクル座の言及
【反芻胃】より
…胃内容を口腔に吐きもどして再そしゃくし,唾液(だえき)と混合させて再び嚥下(えんげ)することを反芻ruminationという。ウシ,キリン,シカ,マメジカなどの反芻類の胃を一般に反芻胃といい,第一胃(こぶ胃)rumen,第二胃(蜂巣(ほうそう)胃)reticulum,第三胃(重弁胃)omasum,第四胃(皺胃(しゆうい))abomasumの4室よりなる。ただし原始的なマメジカ類では第三胃がなく3室である。…
※「レチクル座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 