わきが

百科事典マイペディアの解説

わきが

(えきしゅう)症とも。腋窩(えきか)の汗が悪臭を放つ病気。悪臭の原因はアポクリン腺汗腺)の分泌異常,および分泌物中に増殖した細菌により生じた分解物質。遺伝傾向があり,体臭の一部をなす。治療は芳香物質でにおいをおさえるほか,制汗殺菌,脱毛などを行う。

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世界大百科事典 第2版の解説

わきが【smell of armpit】

医学的には腋臭(えきしゆう)症bromhidrosisという。わきの下(窩(えきか))のアポクリン腺から分泌された汗が,特有の強いにおいを発する状態をいう。アポクリン腺から分泌される汗は,中性脂肪,脂肪酸,コレステロールなどを含み,分泌直後の汗には悪臭はないが,皮膚表面の細菌により分解されて低級脂肪酸を生じてにおいを発するようになると考えられている。汗の量と細菌の量によって,においの程度には個人差があるが,遺伝傾向があり,耳あかが軟らかい体質と相関があると考えられている。

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