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アガリクス アガリクス 〈ラテン〉Agaricus

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デジタル大辞泉の解説

アガリクス(〈ラテン〉Agaricus)

ハラタケ科のキノコマッシュルームに似た形で、傘は茶色。含有成分の多糖体に免疫機能を活性化する作用があるとされる。食用、薬用として栽培される。ブラジル原産。和名カワリハラタケ。
[補説]このキノコの乾燥品から抽出した成分として顆粒・液剤・錠剤の形で健康食品が市販されている。免疫を高め、ガンの予防に効くとされるが、厚生労働省から一部の製品には発ガンの促進作用があるという動物実験結果が発表されている。

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大辞林 第三版の解説

アガリクス【Agaricus】

担子菌類ハラタケ科のきのこ。健康食品として煎じて飲まれる。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アガリクス
あがりくす
Agaricus
[学]Agaricus blazei Murrill

ハラタケ科ハラタケ属のキノコ。和名カワリハラタケ。ブラジル原産で、マッシュルームに似た形状をしており茎が長く、傘は茶色で丸みがあり、香りが強い。形や香りがマツタケと似ているため、ヒメマツタケやメマツタケともよばれる。食用として流通していた時期もあるが、採取後に変色しやすいことなどから、通常では乾燥させて粉砕したものや抽出された成分が健康食品などに利用されている。
 日本には1965年(昭和40)にブラジルより移入され、人工栽培されてきた。1980年に免疫活性作用のあることが発表されると、その後、含有するアミノ酸をはじめ、癌(がん)やB型肝炎、糖尿病などに対する抑制効果が注目を集め、健康食品やサプリメントとしてブームになった。しかし、2006年(平成18)、動物実験により、キリンウェルフーズ(現、ヤクルトヘルスフーズ)が販売していたキリン細胞壁破砕アガリクス顆粒(かりゅう)において発癌促進に関する作用が認められ、同社はアガリクスを含む全製品を回収するに至った。さらに、肝機能障害の原因物質と疑われる事例が報道されるなどしたため、アガリクスを含むサプリメント製品は販売縮小を余儀なくされた。
 なお、アガリクスは食品として販売され、医薬品のような効能効果をもつと標榜(ひょうぼう)することはできない。また、国立健康・栄養研究所は食品の有効性や安全性に関する信頼できるデータはないとしている。一方で、ヒトに対する検証結果からは問題視されたような発癌にかかわる作用や機能障害を裏づける結果も得られていない。[編集部]

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