アコーディオン[accordion](読み)アコーディオン

音楽用語ダス の解説

アコーディオン[accordion]

1820年代にドイツで発明され、持ち運びに便利な歌や踊りの伴奏楽器として重宝された。右手で奏する主に旋律を受け持つ部分が鍵盤になっているピアノ式アコーディオンと、すべてボタンのボタン式アコーディオンとがある。どちらも左手で奏する部分は、ベースとコードが鳴るボタンになっている。蛇腹開閉空気を送り込み、その加減音量に微妙なニュアンスがつけられる。代表的なジャンルはミュゼット音楽(パリなどのダンス・ホールの音楽)やタンゴショーロなどのラテン音楽など。また、ジャズロック、クラシック、現代音楽にも使われ、

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

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