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アストラハン アストラハン Astrakhan'

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アストラハン
アストラハン
Astrakhan'

ロシア南西部,アストラハン州の州都。ボルガ川河口の三角州にある河港都市で,河口から約 100km上流のボルガ川の両岸と中州を占める。市の起源は明らかでないが,1460年頃からアストラハン・ハン国の首都となり,現在位置より約 10km上流のボルガ右岸に位置していた。

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百科事典マイペディアの解説

アストラハン

ロシア,カスピ海北岸,ボルガ川三角州上の河港都市。港はカスピ海の海運・漁業の中心で,キャビアの生産地。造船,製材,製紙工業行われる。15―16世紀のアストラハンハーン国の主都。
→関連項目イワン[4世]

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世界大百科事典 第2版の解説

アストラハン【Astrakhan’】

ロシア連邦,ヨーロッパロシアの南東部,同名州の州都。人口51万2200(1992)。カスピ海から約95kmはなれたボルガ川下流の三角州(黒海の水位より約20m低い)に位置する。漁業,水産加工工業の一大中心地で,木材加工業,造船業もさかん。水産大学など大学・専門学校が4校,劇場,博物館がある。古くからカスピ海および陸上交通の要衝で,物資の集散地として栄えた。現市の北方約10kmに旧市があったが,ティムールに破壊されたのち,現在の場所に建設され,15世紀後半から1556年のイワン4世による占領までアストラハン・ハーン国の首都であった。

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大辞林 第三版の解説

アストラハン【Astrakhan】

ロシア連邦の南西部、ボルガ川河口のデルタにある河港都市。ボルガ川・カスピ海の舟航の拠点。羊の毛皮(アストラカン)・魚類などの集散が盛ん。かつてのアストラハン汗国の首都。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アストラハン
あすとらはん
Астрахань Astrahan'

ロシア連邦南西部、アストラハン州の州都。人口48万9500(2003推計)。ボルガ川のデルタ扇頂部に位置する河港都市で、カスピ海から100キロメートル離れている。石油、木材の積み換え地で、漁業の拠点でもある。また、工業都市でもあり、水産加工、木材加工、段ボール製造、船舶修理業などが主要部門である。市の起源は13世紀の集落アシタルハンに始まるが、1460年代よりアストラハン・ハン国の首都であり、1556年ロシアに併合された。要塞(ようさい)であるとともに、アジアとヨーロッパを結ぶ交易の中心として栄え、いまも多数の民族が居住し、アジア系の住民も多い。市内に16世紀建造のクレムリン(城塞(じょうさい))、18世紀建造のウスペンスキー寺院が保存され、観光客も多数訪れる。水産、医科、教育の各大学がある。高級毛皮「アストラカン」の名は、中央アジアのカラクール種の子ヒツジの毛皮を、当市から輸出したことに由来している。[中村泰三]

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世界大百科事典内のアストラハンの言及

【キャビア】より

…フォアグラなどとならぶ珍味とされ,瓶詰,缶詰にしたものが多い。カスピ海産のものが最も有名で,その大部分はボルガ川河口のアストラハンで採取,製造される。普通うすい黒灰色で粒の大きいものが良品とされるが,緑色や金色のものもあり,金色のものは希少で珍重される。…

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