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アセトフェノン アセトフェノン acetophenone

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アセトフェノン
アセトフェノン
acetophenone

フェニルメチルケトンともいう。化学式 C6H5COCH3ベンゼン塩化アセチルから合成される。芳香をもつ無色の物質。融点 20℃,沸点 202℃。水にわずかに溶け,アルコールエーテルなどによく溶ける。

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百科事典マイペディアの解説

アセトフェノン

化学式はC6H5COCH3。特有の芳香のある無色の液体。融点19.65℃,沸点202℃。水に微溶。有機溶媒に可溶。香料その他の薬品の製造原料。

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栄養・生化学辞典の解説

アセトフェノン

 C8H8O (mw120.15).

 ナッツタバコ,飲料,アイスクリームキャンディー,その他多くの食品に香料として使われる.イチゴや茶などの天然物にも少量含まれている.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

アセトフェノン【acetophenone】

メチルフェニルケトンともいう。代表的芳香族ケトンの一つ。融点19.65℃,沸点202℃。特有の芳香をもつ無色の液体で,冷やすと無色の板状結晶となる。塩化アルミニウムの存在下でベンゼンに塩化アセチルを作用させて合成する。現在工業的用途はほとんどなく,有機合成に利用されている。ヒドロキシルアミンと反応し,アセトフェノンオキシムを生成する。これは酸の作用により,ベックマン転位を起こしアセトアニリドになる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アセトフェノン
あせとふぇのん
acetophenone

芳香族ケトンの一つ。メチルフェニルケトンアセチルベンゼンともいう。天然にはラブダナム油やウミダヌキ香に含まれている。
 ベンゼンと塩化アセチルとのフリーデル‐クラフツ反応により合成する。天然物から分離するには、蒸留したのち結晶化させる。独特の甘い芳香をもつ無色の液体で、冷却すると固化する。水にはほとんど溶けないが、エタノール(エチルアルコール)、エーテルなどの有機溶媒にはよく溶ける。濃硫酸と接触させると橙黄(とうこう)色となる。アルカリとハロゲンを反応させるとハロホルムCHX3(Xはハロゲン)と安息香酸C6H5COOHを生成する(ハロホルム反応)。香料製造の原料に用いられる。以前はヒプノンの名で催眠剤に用いた。[廣田 穰]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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