アポロ(英語表記)Apollo

翻訳|Apollo

精選版 日本国語大辞典 「アポロ」の意味・読み・例文・類語

アポロ

(Apollo) 「アポロン」のラテン語形。

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デジタル大辞泉 「アポロ」の意味・読み・例文・類語

アポロ(Apollo)

アポロンのラテン語名。
小惑星の一。1932年にドイツカール=ラインムートにより発見され、しばらくの間見失われていたが、1973年に再発見。名称ギリシャ神話の神アポロンに由来する。直径約1.5キロメートル。軌道長半径は1.47天文単位公転周期は約1.8年。地球近傍小惑星アポロ群の中で最初に発見され、地球公転軌道を横断することが初めて確認された。2005年、レーダー観測により衛星が存在することがわかった。
NASAナサ(米国航空宇宙局)の有人宇宙飛行船。17号まで製造された。1号は1967年に地上で火災事故を起こし3人が死亡、打ち上げ中止。11号が1969年7月20日に月面の「静かの海」への軟着陸に成功した。→アポロ計画

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改訂新版 世界大百科事典 「アポロ」の意味・わかりやすい解説

アポロ
Apollo

1932年,ドイツのハイデルベルク天文台のラインムートK.Reinmuthによって発見された特異小惑星一つ軌道長半径が1.47天文単位,離心率0.56。したがって近日点距離は0.65天文単位となって金星よりも太陽に近づく。またアポロの軌道はもっとも近い点で地球の軌道に480万kmまで接近する。
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デジタル大辞泉プラス 「アポロ」の解説

アポロ〔バレエ〕

ロシア出身、アメリカで活躍した振付家ジョージ・バランシンによるバレエ(1928)。原題《Apollo》。『ミューズを率いるアポロ』とも呼ばれる。初演はディアギレフ率いるバレエ・リュス。音楽はストラヴィンスキー

アポロ〔菓子〕

株式会社明治が販売するチョコレートの商品名。いちご味のチョコレートとミルクチョコレートの2層になった円錐型のチョコレート。1969年発売。徳用サイズの「ジャンボ」がある。

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百科事典マイペディア 「アポロ」の意味・わかりやすい解説

アポロ

特異小惑星の一つ。1932年にハイデルベルク天文台のK.ラインムートが発見。軌道長半径1.47天文単位,離心率0.56で,金星よりも太陽に近づく。地球の軌道との最接近距離は480万km。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アポロ」の意味・わかりやすい解説

アポロ
あぽろ

アポロン

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「アポロ」の解説

アポロ

アポロン

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世界大百科事典(旧版)内のアポロの言及

【特異小惑星】より

…(2)944番ヒダルゴ,2060番キロンのように,軌道半長径および離心率が大きい値をもっていて,遠日点が木星の軌道の外側にあるすい星と類似した軌道上を運行しているもの。(3)1862番アポロ,1566番イカルスのように軌道半長径が小さく,しかも離心率が大きい値をとっているため,近日点が地球の軌道を越えて太陽に近づくような軌道上を運行しているもの。イカルスの近日点は水星の軌道よりも内側にある。…

※「アポロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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