コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アルビノ albino

翻訳|albino

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルビノ
albino

白化型と訳す。また白子 (しろこ,しらこ) ともいう。色素欠乏のため白色または著しい淡色となった動物個体。体を暗色にする色素は,アミノ酸の一種チロシンが変化,重合して生じるメラニンであり,アルビノが生じるのは,この反応経路の一部分にある酵素チロシナーゼの作用がそこなわれていることによる。酵素欠損は遺伝的であり,カイウサギシロネズミなどではアルビノが飼育品種として確立している。アルビノ個体では眼の色素も欠けるので,網膜などの血液の色を反映して瞳孔が赤い。冬になると白色化する動物 (たとえばユキウサギ) もあるが,これらは,眼は黒いまま,また耳端など体の一部分が着色したまま残っていることもある。伝承などで特別視される白牛,シロヘビなどもアルビノ動物である。人間にもアルビノはみられ,強光のまぶしさに対して敏感である,短時間日光にさらされただけで強い日焼けを起し,皮膚癌の発生率も高いなどのハンディキャップがある。アルビノの遺伝形式は,単純な劣性メンデル式遺伝子によると考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

アルビノ

生まれつきメラニン色素をつくる機能が損なわれていることが原因で、遺伝的要素が強い。約2万人に1人の割合で生まれるとされる。視力の低下を伴うことが多い。根本的な治療法は確立されていない。専門家は、アフリカでアルビノの子どもが生まれる割合は他の大陸の4倍近く高いと推測する。タンザニアでは地域によっては2千~4千人に1人の割合で生まれているとされるが、はっきり原因はわかっていない。

(2012-12-18 朝日新聞 朝刊 2外報)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アルビノ
あるびの

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のアルビノの言及

【白子】より

…〈しらこ〉とも読み,アルビノともいう。先天的に皮膚,毛髪,目などのメラニン色素を欠いた動物個体をいう。…

※「アルビノ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

アルビノの関連キーワードバッハ:フーガ イ長調(アルビノーニの主題による)/piano soloケイタ(Salif Keita)ブロッサム ディアリーゴンザルベス バージルヨハネ・パウロ(1世)パラダイスフィッシュジョー モンドラゴンカイ ウインディングE.V. マッカラムボブ グレティンガージョニー ウィンターケビン スペーシー世界のおもな動物園フェイ ダナウェイピエール ピエルロビル トリグリアアオダイショウマウス(動物)ホッキョクグマチューリップ

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

アルビノの関連情報