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アンゴラ Angola

翻訳|Angola

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アンゴラ
Angola

正式名称 アンゴラ共和国 República de Angola。
面積 124万6700km2
人口 1961万8000(2011推計)。
首都 ルアンダ

独立まではポルトガル領西アフリカと呼ばれていた。アフリカ大陸南西部の国。 18州からなり,うちカビンダ州は隣国コンゴ民主共和国の一部をへだてて,本土から約 40km離れた飛び地になっている。本土の北,北東はコンゴ民主共和国,南はナミビア,南東はザンビアと国境を接する。大西洋にのぞむ西部の海岸平野の大部分は高温多湿,国土の5分の3を占めるサバナの中央高原 (標高 1000~2000m) は年平均気温 19℃と過ごしやすい。 10月~5月が雨季で降水量は南部に少なく北部に多く,北部は熱帯雨林のコンゴ盆地へ続く。 1483年頃からポルトガル人が渡来,サントーメ島やブラジルをおもな相手として奴隷貿易を行なうようになった。 17世紀初めからはオランダ,イギリス,フランス人も加わり,奴隷狩りは4世紀間続き,人口低下と国土の荒廃を招いた。 18世紀中頃に一時オランダの支配下に入ったが,1902年にポルトガルがアンゴラ人の王国の最後の抵抗を退けて支配権を確立,その後ベンゲラ鉄道や白人の町を建設。 1953年からは本国に属する海外州となった。 1950年代中頃から独立運動が起こり,1961年にはポルトガルに対する武力闘争へと発展,アンゴラ民族解放戦線 FNLA,アンゴラ解放人民運動 MPLAアンゴラ全面独立民族同盟 UNITAなどによる激しい独立戦争の末,1975年 11月独立。一時は 50万人にも上ったポルトガル移民の大部分は帰国した。独立後は解放組織間の衝突から内戦が続いたが,1991年複数政党制を導入。住民のほとんどはバンツー語系で,宗教は 90%がキリスト教。地下資源に恵まれ,北東部のデュンドではダイヤモンド,南東部のカシンガでは鉄鉱石,ルアンダ,カビンダでは石油を産し,重要な輸出品となっている。ほかにもマンガン,銅,雲母,プラチナ,金,銀,スズなどを産する。農業も盛んで,コーヒーをはじめトウモロコシ,綿花,サトウキビ,サイザルアサ,木材を輸出し,ベンゲラ寒流に恵まれて水産業も発達している。公用語はポルトガル語

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デジタル大辞泉の解説

アンゴラ(Angola)

アフリカ南西部の共和国。コンゴ川河口の北岸に飛び地をもつ。首都ルアンダ。コーヒー・ダイヤモンド・鉄鉱石を産する。1575年以来ポルトガルの植民地であったが、1975年独立。人口1307万(2010)。

アンゴラ(Angora)

トルコの首都アンカラ旧称
(angora)アンゴラヤギアンゴラウサギの毛。また、その毛で織った織物。

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百科事典マイペディアの解説

アンゴラ

◎正式名称−アンゴラ共和国Republic of Angola。◎面積−124万6700km2。◎人口−2438万人(2014)。◎首都−ルアンダLuanda(585万人,2012)。
→関連項目カビンダ南部アフリカ開発共同体

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世界大百科事典 第2版の解説

アンゴラ【Angola】

正式名称=アンゴラ共和国República de Angola面積=124万6700km2人口(1996)=1190万人首都=ルアンダLuanda(日本との時差=-8時間)主要言語=ポルトガル語,バントゥー諸語通貨=クワンザKwanzaアフリカ南西部の共和国。南緯4~18゜の大西洋に面し,コンゴ河口とクネネ河口の間,1600kmを超える海岸線をもつ。国土は北方の飛地カビンダを含む。
[自然]
 安定陸塊に属するため,地形は比較的単調である。

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大辞林 第三版の解説

アンゴラ【angora】

〔アンカラの旧称から〕
アンゴラウサギ・アンゴラヤギの毛。 → モヘア

アンゴラ【Angola】

アフリカ南西部と、コンゴ川河口の北岸にある小さな飛び地からなる共和国。大西洋に面する。1975年ポルトガルから独立。コーヒー・ダイヤモンド・石油・鉄を産出。住民は黒人。主要言語はポルトガル語・コンゴ語。首都ルアンダ。面積124万7千平方キロメートル。人口1590万( 2005)。正称、アンゴラ共和国。

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世界大百科事典内のアンゴラの言及

【アンカラ】より

…盛岡市とほぼ同緯度にあり,気候は大陸性で湿度は年間を通じて低い。以前はアンゴラAngora,またエンギュリュEngürüとも呼ばれた。中部アナトリアの特産であるアンゴラヤギの名は,この名に由来する。…

※「アンゴラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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