コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イサキ イサキ Parapristipoma trilineatum

5件 の用語解説(イサキの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イサキ
イサキ
Parapristipoma trilineatum

スズキ目イサキ科の海水魚。全長 20cm以上。体は灰黒色で腹面は淡い。昼間は沿岸の藻場におり,夜,岸に近づく。成魚は群れをなさない。小甲殻類,多毛類などを食べる。6~9月に分離浮遊卵を産む。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

イサキ

イサキ科の魚。地方名イサギ,イセギ,イッサキ,ウズなど。全長40cmに達する。本州中部〜東シナ海,台湾に分布。昼間は海藻の多い海底におり,夜間はより岸に近づき遊泳する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

イサキ

 [Parapristipoma trilineatum].スズキ目イサキ科の海産魚.体長40cmほどになる.食用魚.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

食の医学館の解説

いさき【イサキ】

《栄養と働き&調理のポイント
「夏の庶民魚」といえばイサキ。4月~9月のメスは卵をもちますが、いちだんとおいしい季節は6月~7月ごろです。イサキは口の中が赤く、左右の目のあいだが狭く、若魚にはしま模様があり、黄色いひれをもっています。
○栄養成分としての働き
 消化のよいたんぱく質と、ビタミンA・B群、Dを多く含みます。
 たんぱく質は、体を維持し発育をうながすほか、ホルモンや酵素、免疫物質などをつくる重要な役割をはたします。
 レチノール(ビタミンA)は、皮膚、粘膜(ねんまく)を健康に保たせます。B1は、糖質の代謝を促進させ、体と脳の働きを活性化させ、やる気を起こさせます。
 B2は目の粘膜や皮膚、髪などの健康をまもります。OA機器を使う仕事の人に最適といえるでしょう。
 Dはカルシウムの吸収に欠かせないビタミンで、成長期の子どもや中・高年の女性に摂取してほしい栄養素といえます。
 ほかに、細胞の成長や神経系・筋力の機能を正常に保つリンや、神経の情報伝達や酵素を活性化させるマグネシウムも含まれています。
 イサキはクセのない魚なので刺身、あらい、塩焼き寄せ鍋で食べられるほか、ムニエルフライなどにも適しています。
 目が澄み、ひれの色がきれいなほど新鮮といえます。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。食品は薬品ではありません。病気にかかったら、かならず医師の診察を受けてください。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イサキ
いさき / 伊佐幾
[学]Parapristipoma trilineatum

硬骨魚綱スズキ目イサキ科に属する海水魚。関東地方北陸地方以南の南日本、東シナ海、台湾に分布するが、南西諸島にはいない。体は長楕円(ちょうだえん)形で、やや扁平(へんぺい)である。口は小さく、両あごには弱い微小歯の歯帯がある。尾びれの後縁は内方にくぼむ。鱗(うろこ)は小さい櫛鱗(しつりん)で、側線鱗数は106~115と多い。全長40センチメートルに達し、体は一様に暗灰色である。幼魚は背部に頭部後方から尾柄部にかけて3条の黄褐色縦帯があるが、成長とともに消失する。種名のtrilineatumはこの3本の帯を意味する。幼魚は群泳するが、成魚ではまばらになる。昼間は沿岸の藻場で生活し、夜は岸に回遊し、小形甲殻類、多毛類などを食べる。夜行性でとくに暗夜に活発である。初夏に多く、一本釣り、定置網、延縄(はえなわ)などによって漁獲される。5~7月が産卵期で、沿岸に回遊して、径0.8ミリメートルの分離浮性卵を産む。冬の季節には15センチメートルぐらいの幼魚であるが、夏が近づくと20センチメートルぐらいの大形魚が出てくる。夏の産卵前には魚肉に脂肪がのり、刺身にしてもおいしい。[赤崎正人]

料理

春と秋は味がよく、またこの魚は大きいほど美味である。塩焼きがおいしいが、煮魚にもされる。煮魚は三枚におろして2センチメートル角くらいに切り、魚と同量の酒を沸かし、魚を加え、煮汁半分に煮つめ、砂糖としょうゆで味つけする。衣をつけないで揚げる素揚げ、衣をたっぷりつけてラードで揚げるから揚げもよい。ごく新しいものは刺身にもなり、いろいろの料理に向く万能魚である。[多田鉄之助]

釣り

釣り期は初夏から夏。船釣りは群泳する習性を利用して、アミジャコやイワシのミンチなどを寄せ餌(え)にして、まず魚を集め、これをエビのむき身、サクラエビ、イソメ類の餌(えさ)で釣る。また、鉤(はり)にサバやハモなどの魚皮を巻き付けた擬似鉤を等間隔に6~10本つけ、この上部に寄せ餌を入れる専用籠(かご)を固定した釣り方もある。これをサビキのコマセ釣りとよぶ。イサキの泳層は海底近くから10~15メートルほど上であるが、天候、潮色、時間などで変化する。この泳層を早くとらえて、つねに同じ泳層に餌または擬似鉤を沈めて釣るのがこつである。大形魚ほど泳層の上部に多い。磯(いそ)釣りでは、夏の夜、電気ウキをつけた仕掛けに、イソメ類の餌でねらうとよい。[松田年雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

イサキの関連キーワードブレークポイントポイント活字ポイントガードGポイントSuicaポイントツイスト テクノポイントプリンスポイントカードボーナスポイントポイント方式ヒッティングポイント

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

イサキの関連情報