イバゲ(英語表記)Ibagué

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イバゲ
Ibagué

コロンビア中西部,トリマ州の州都。首都ボゴタの西約 130km,アンデスの中部山脈東斜面にあり,標高約 1300m。 1550年建設。 1854年短期間ではあるが同国の首都となった。 1890年代以降市の上方のアンデス斜面でコーヒー栽培が盛んになってから急速に発展。現在周辺の農業地帯の中心地で,コーヒーのほか,カカオ,タバコ,米,サトウキビなどを集散,加工する。また手づくりの皮革製品でも知られる。市内にはトリマ大学 (1954) ,トリマ音楽院などがある。交通の要地で,ボゴタ方面への鉄道の起点であるほか,キンディオ峠を経て中部山脈西麓のカウカ川河谷と東麓のマグダレナ川河谷を結ぶ幹線道路が通る。人口 28万 8575 (1985) 。

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デジタル大辞泉の解説

イバゲ(Ibagué)

コロンビア中西部、トリマ県の都市。コルディエラセントラル山脈の東斜面、標高約1300メートルに位置する。植民地時代から交通の要地で、周辺のコーヒー、カカオ、サトウキビなどの農産物の集散地として発展。音楽が盛んで、フォルクローレをはじめ、さまざまな音楽祭が催される。イバゲー

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百科事典マイペディアの解説

イバゲ

コロンビア中部の都市。標高1300mの高原にあり,カウカ川,マグダレナ川両河谷を結ぶ交通の要地。1550年に創設され,鉱産物の精錬所として発展。両河谷のコーヒー,砂糖の生産が拡大するとともに織物,食品加工などの産業も起こった。50万4089人(2006)。

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世界大百科事典 第2版の解説

イバゲ【Ibagué】

コロンビア中部,トリマ県の県都。人口34万6632(1995)。キンディオ山のふもと標高1280mの地に1550年に創設された。植民地時代から,セントラル山脈を横断しカウカ,マグダレナ両河谷を結ぶ交通の要所であり,鉱物資源の精錬所として発展した。19世紀前半横断トンネルが開通し,両河谷のコーヒーや砂糖の生産が拡大された結果,織物,食品加工,皮革,畜産などの産業が興った。6月の最後の週に全国フォークロア祭が開催される。

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