コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イラクサ科 イラクサか Urticaceae

2件 の用語解説(イラクサ科の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イラクサ科
イラクサか
Urticaceae

双子葉植物イラクサ目の1科。全世界の熱帯から温帯にかけて 45属約 550種が知られている。大部分は草本で多年草または一年草,熱帯地域には低木もある。葉は対生または互生し,イラクサUrtica,ミヤマイラクサ属 Laporteaなどでは葉面や茎に刺毛があって強いギ酸を含み,さわると痛い。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イラクサ科
いらくさか
[学]Urticaceae

双子葉植物で、近縁のニレ科、アサ科、クワ科とともにエングラーの分類体系では離弁花類イラクサ目に属し、系統関係に基づく分類体系では真正双子葉類のバラ目に属する。これらの目のなかではとくにクワ科に近縁で、葉の基部から3脈が出ることが多い点や、表皮細胞中に鍾乳(しょうにゅう)体とよばれる炭酸カルシウムの結晶が含まれる点などが共通する。だが、植物体に乳液をもたず、胚珠(はいしゅ)が直生することによって、普通、植物体に乳液をもち、胚珠が倒生するクワ科と区別されている。花には普通、雌雄の別があって小さく、風媒で花被(かひ)は目だたないが、多数が密に集まって団集状の花序をつくることが多い。一部の種では雄花の葯(やく)が開花時に機械的にはじけて花粉を散布する特徴をもつ。果実は痩果(そうか)で小さいが、花被片が肉質や多汁質になってそれを包み込むことがある。世界の熱帯から温帯にかけて約47属1300種ほどを含む。一般に六つの連に分けられ、うち四つの連に属する15属60種余りが日本に野生する。茎に長く強い繊維をもつ種が多く、繊維植物として様々な種が世界中で利用されている。また、いくつかの属では若い茎葉が食用にされ、栽培されることもある。[米倉浩司]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のイラクサ科の言及

【イラクサ】より

…山地の湿った場所に生え,全草に酸を含む刺毛があるイラクサ科の多年草(イラスト)。刺毛にギ酸を含み,さわると痛いのでイラクサ(刺草)の名があるが,学名のUrticaも焼くという意味のラテン語uroに由来する。…

※「イラクサ科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

イラクサ科の関連キーワード双子葉植物単子葉植物主根合弁花類浜菱網状脈双子葉類ココヤシヤシ(椰子)キンゴジカ

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

イラクサ科の関連情報