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インカムゲイン income gain

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インカムゲイン
income gain

金融資産を一定期間運用したときに発生する利子所得のこと。銀行預金や郵便貯金をすると利子が発生するが,これがインカムゲインに相当する。ほかに債券や株式を運用する場合においても,前者はクーポン・レート,後者は配当がインカムゲインに相当する。これに対する概念にキャピタルゲインがあるが,これは購入時の資産価格と売却時の資産価格との差であり,大きなリスクを伴う。一方,インカムゲインは,ほぼ確実に獲得することができる。

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人材マネジメント用語集の解説

インカムゲイン

・income gain
・インカムゲインは、資産(株式・債権・預金等)を所有していることで得られる配当や利子のことを指す。
・人事関連において、株式配当は、株価値上がり率、発行済み株式総数と組み合わされて、賞与原資を算出する際の業績指標として活用されることがある。
・業績指標は「配当+株価値上がり率×発行済み株式総数」の式で表される。この指標は株主が認識する企業活動の成果を示している。
・この業績指標を活用するメリットは、社員に対して企業価値向上、株主への還元に対する意識付けを強化することが可能であること。賞与と、株主への還元の相関を強めることで、業績・株価上昇によるメリットだけでなく、下落によるリスクを株主と共有することとなり、業績向上・株価上昇へのインセンティブ強化が図れる。一方、デメリットは、配当は経営としての決定、株価値上がり率は、企業の正当な成果以外の要素によっても変化するため、社員の納得感は低くなってしまうことである。

出典|(株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について | 情報

投資信託の用語集の解説

インカムゲイン


債券の利子、株式の配当金コールローン割引手形等から得られる収益のこと。投資信託の場合、運用の結果信託財産に入ってくる収益には、インカムゲイン(Income Gain)とキャピタルゲイン(Capital Gain)があるが、そのうち債券の利子、株式の配当金やコールローン・割引手形・譲渡性預金証書等短期金融商品の利息等から得られる収益をいう。

出典|(社)投資信託協会投資信託の用語集について | 情報

FX用語集の解説

インカムゲイン

利子・配当による収益のことを指します。これに対して、投下資本そのものの価格変動による利益(為替差益など)のことをキャピタルゲインといいます。【←→キャピタル・ゲイン

出典|(株)外為どっとコムFX用語集について | 情報

大辞林 第三版の解説

インカムゲイン

income+gain〕
利子・配当による収益。キャピタル-ゲインに対していう。

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世界大百科事典内のインカムゲインの言及

【キャピタル・ゲイン課税】より

…資産価値の増加から生ずる利得を,有価証券の配当および利子収入であるインカム・ゲインincome gainに対し,キャピタル・ゲインcapital gainとよび,資本利得という訳語が一般的である。日本の所得税法では譲渡所得という用語が使われている。…

【地価】より


【資産価格の決定の仕組み】
 各種の資産の価格は,各種の資産の単位期間当りの期待収益率が均衡化するように決定される。単位期間当りの期待収益率とは,単位期間内に当該資産の保有から得られるインカム・ゲイン(地代収入,配当収入,利子収入等をいう)の期待値とキャピタル・ゲイン(当該資産の市場価値の上昇)またはキャピタル・ロス(当該資産の市場価値の低下)の期待値との合計額を単位期間の初めにおける当該資産の市場価値で除した値をいう。したがって,単位期間内のインカム・ゲインの期待値と単位期間の終りの当該資産の市場価値の期待値とが与えられているという条件のもとで考えると,期待収益率の決定機構を明らかにすることと資産の価格の決定機構を明らかにすることとは同値である。…

※「インカムゲイン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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