コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

インジゴイド染料 インジゴイドせんりょう indigoid dye

2件 の用語解説(インジゴイド染料の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

インジゴイドせんりょう【インジゴイド染料 indigoid dye】

インジゴと性質や構造が類似した一群の建染染料を指す。インジゴ型,チオインジゴ型,および混合型がある。またこれらの染料を-ONaまたは-OSO3Naの形の可溶性の還元型にしたものも含まれる。インジゴ・チオインジゴ誘導染料として使用される置換基の種類には,-Cl,-Br,-CH3,-OCH3,-OC2H5などがあげられる。チオインジゴ型は橙~赤~紫,インジゴ型は青色に特徴をもつ。還元可溶化の方法は,染料をピリジン中でクロロスルホン酸および亜鉛末で還元し,ω‐スルホン酸の形とする。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インジゴイド染料
いんじごいどせんりょう
indigoid dyes

インジゴおよびその誘導体の染料の総称。赤紫~青色のバット染料である。天然のチリアンパープル古代紫、6,6'-ジブロモインジゴ)は古代より珍重されてきた染料で、この化学構造が決定されたのは1909年である。
 のようなH形発色団をもつ。X、X'がNHのものがインジゴ類、Sのものがチオインジゴ類、XがNH、X'がSのものが混合形である。赤色のチオインジゴ類は従来、青色系に限られていたインジゴイド染料に赤色系を加えたものとして重要である。[飛田満彦]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

インジゴイド染料の関連キーワードインジゴ土壌統案じ事インジゴブルー葉叢スポンジゴム建染染料インジゴカルミン表面変性等電子原理

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone