コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

インドへの道 インドへのみちA Passage to India

5件 の用語解説(インドへの道の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インドへの道
インドへのみち
A Passage to India

イギリスの作家 E. M.フォースターの小説。 1924年刊。イギリスの植民地インドでは,支配階級としてのイギリス官吏をめぐる白人社会と,現地民との間にほとんど相互理解がなく,まして友情もない。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

インドへのみち【インドへの道】

《原題A Passage to Indiaフォースター長編小説。1924年刊。自身のインドでの滞在経験をもとに、植民地における支配民族と被支配民族の交流、文明の衝突を描く。1984年、デイビッド=リーン監督により映画化。

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

デジタル大辞泉プラスの解説

インドへの道

1984年製作のイギリス・アメリカ合作映画。原題《A Passage to India》。E・M・フォースターの同名小説の映画化。監督:デビッド・リーン、出演:ジュディ・デイビス、ペギー・アシュクロフト、アレック・ギネスほか。第57回米国アカデミー賞作品賞ノミネート。同助演女優賞(ペギー・アシュクロフト)、作曲賞受賞。

出典|小学館
デジタル大辞泉プラスについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

インドへのみち【インドへの道 A Passage to India】

イギリスの作家E.M.フォースターの小説。1924年刊。インドの知的な医師アジズは,マラバールの洞窟でのイギリス婦人暴行未遂で起訴されるが,彼女が妄想であることを認め一件は落着。彼を擁護する教師フィールディング,自国人に批判的なモア夫人などのイギリス人を登場させ,相互理解への努力を肯定しながら,それにもかかわらず存在するインド人とイギリス人の民族的違和感,その奥に横たわる東洋と西洋の精神的対立を描いた傑作。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インドへの道
いんどへのみち
A Passage to India

イギリスの作家E・M・フォースターの長編小説。1924年刊。大英帝国治下のインドの一都市チャンドラポアで判事をしている若いイギリス人ロニーを、その母ムーア夫人と、ロニーの婚約者のアデラ・クウェステッドが訪ねてくる。人種的偏見を抱かず公正にインドを理解しようとする2人に感激したインド人の青年医師アジズは彼らを洞窟(どうくつ)見物に案内するが、ロニーとの結婚に疑問をもっていたアデラは、洞窟の神秘的な反響音に錯乱し、アジズに犯されかけたと思い込んで彼を告訴する。医師と町民は無実を、イギリス人は有罪を主張し、町は両者の対立で緊張する。西欧の秩序と混沌(こんとん)の東洋という異文化間の相克(そうこく)を背景に、人間の愛、知性と感情、政治と道徳などの本質と限界を追及する傑作。[小野寺健]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のインドへの道の言及

【フォースター】より

…《見晴しのある部屋》(1908),《ハワーズ・エンド》(1910)でも,異質の文化との結合の必要とその困難さを精緻な文章で語り,一種の文明批評の域にまで達した。このテーマをヨーロッパ以外の世界にまで広げて追求したのが《インドへの道》(1924)で,この作品は初めてインドを旅行した1912‐13年以来書き継がれたものである。その後ほとんど小説の筆を絶つが,母校に職を得,小説論《小説の諸相》(1927),社会的発言の多いエッセー集《アビンガーの収穫》(1936),理想的ではないが多様性と批評を許容する民主主義を支持した《民主主義二唱》(1951)などの評論を残した。…

※「インドへの道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

インドへの道の関連情報