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インドメタシン indomethacin

翻訳|indomethacin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インドメタシン
indomethacin

非ステロイド性の解熱鎮痛剤。慢性関節リウマチならびに関連疾患の治療薬として 1963年に開発された。インドメタシンはインドール誘導体であるが,作用機序はサリチル酸誘導体と同様,プロスタグランジン生合成阻害によると考えられている。そのため,抗炎症作用のほかに血栓,狭心症心筋梗塞月経困難症などにも応用されはじめている。副作用として食欲不振,吐き気,腹痛,消化性潰瘍などの消化器障害が最も多く,頭痛,めまい,白血球減少症,血小板減少などもみられることがある。

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栄養・生化学辞典の解説

インドメタシン

 C19H16ClNO4 (mw357.79).

 非ステロイド系の抗炎症剤で,作用機構は,アセチルサリチル酸と類似しており,プロスタグランジンの合成阻害作用によって作用が発現すると考えられている.

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世界大百科事典 第2版の解説

インドメタシン【indomethacin】

薬理作用として解熱・鎮痛・抗炎症作用をもち,アスピリンとならんで最も代表的な非ステロイド抗炎症薬。関節リウマチなど,痛みを伴うさまざまの炎症性疾患の症状を抑えるための対症療法薬として使用される。きわめて強力ではあるが副作用もまた強いために警戒しながら使用されているステロイド抗炎症薬の欠点を改良することを狙って,アメリカのシェンT.Y.ShenとウィンターC.A.Winterが1963年につくりあげた薬物で,その後数多くつくられてきた非ステロイド抗炎症薬のさきがけをなしたというだけでなく,それらのなかでも最も強力な部類に属し広く使われている。

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大辞林 第三版の解説

インドメタシン【indomethacin】

非ステロイド系抗炎症薬の一。強力な鎮痛作用を有し、リウマチ関節炎・痛風などに用いる。中枢・消化管に対して副作用がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インドメタシン
いんどめたしん
indometacin

アメリカのメルク社によって開発された非ステロイド系の消炎鎮痛剤で、その作用はヒドロコルチゾンにも勝る強力な薬剤である。関節リウマチ、変形性関節症、腰痛などの疼痛(とうつう)の軽減、炎症の除去に繁用されている。副作用として胃腸症状、消化性潰瘍(かいよう)などがあり、長期間連用すると副作用の発現も多くなる。製剤として、カプセル(25ミリグラム)、徐放カプセル(25ミリグラム、37.5ミリグラム)、坐薬(ざやく)(25ミリグラム、50ミリグラム、100ミリグラム)、軟膏(なんこう)(1%)がある。[幸保文治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のインドメタシンの言及

【解熱鎮痛薬】より

…このような作用をもつプロスタグランジンの生合成を抑制すれば,炎症痛を和らげることができる。アスピリンのほか,この系統に属する薬物としては,インドメタシン,イブプロフェンなど多数が実用化されている。アスピリン様薬物は,炎症痛を抑えるという意味のほかに,炎症性の浮腫を抑えるという意味から抗炎症薬の定義に適合する薬物である。…

※「インドメタシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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