コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イーリー Ely, Richard Theodore

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イーリー
Ely, Richard Theodore

[生]1854.4.13. ニューヨークリプリー
[没]1943.10.4. コネティカット,オールドライム
アメリカの経済学者,社会改良家。コロンビア大学卒業後ドイツのハイデルベルクに学び,社会主義に関心をもった。帰国後ジョンズ・ホプキンズ大学などで歴史学派の立場に立つ経済学を教え,同時にキリスト教社会主義に基づく社会改良運動に従事。新渡戸稲造片山潜などが影響を受けた。

イーリー
Ely

イギリスイングランド中東部,ケンブリッジシャー県東部,イーストケンブリッジシャー地区(人口 7万3216〈2001〉)の町。県都ケンブリッジの北北東約 25km,ウーズ川の西岸にある。かつて広大な湿地帯であったフェン地方と呼ばれる低地にあって,イーリー島 Isle of Elyの名で知られる島状の小高い地点に古くから人が住み,洪水時には避難所となっていた。中世にはここに修道院が建設され,修道士たちにより周辺の湿地帯の排水が試みられた。町名はサクソン語の elge(「ウナギ地帯」の意)に由来するが,これはウーズ川でウナギが豊富にとれたためで,ウナギは住民にとって重要な食料であり,収入源であった。フェン地方は 17世紀半ば以降の本格的な排水事業により,肥沃な農業地帯に変わり,ここに産するサトウダイコンを元にした大規模な製糖所が立地する。大聖堂をはじめ古い建築物が保存されており,観光業も盛ん。人口 1万5102(2001)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

イーリー(Ely)

英国イングランド東部、ケンブリッジシャー州の都市。グレートウーズ川沿いに位置する。17世紀末までフェンと呼ばれる低湿地中洲だったが、干拓と乾燥化により農業地帯になった。7世紀のサクソン朝時代に創建された修道院・尼僧院に起源するイーリー大聖堂があるほか、ピューリタン革命の指導者オリバー=クロムウェルゆかりの地としても知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

イーリー【Ely】

イギリス,イングランドのケンブリッジシャーにある市場町。人口は約1万(1971)。17世紀に干拓されるまではウーズ河畔の沼沢地帯にあった島で,その地名はサクソン語の〈ウナギの島〉に由来する。7世紀ころより避難所として人が住みつき,9世紀にはデーン人の襲撃により破壊されたが,11世紀に始まる大聖堂の建立にともない主教座聖堂都市として発達し,現在も多くの観光客を集めている。【今井 宏】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

イーリーの関連キーワードカニンガム(William Cunningham)トンチョワン(東川)特別市アンダーワールド 覚醒ハサン・アルバンナーハサン・アルバンナーアルバンナー ハサンイスマーイーリーヤ県ホイツォー(会沢)県イスマーイーリーヤカルユービーヤ県ロンダカノンタフ七主教裁判事件コネティカット州シャルキーヤ県ムスリム同胞団ウーズ[川]ビルベイス10月6日バウチャーカニンガム

イーリーの関連情報