コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ウェルウィッチア ウェルウィッチア Welwitschia mirabilis

5件 の用語解説(ウェルウィッチアの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウェルウィッチア
ウェルウィッチア
Welwitschia mirabilis

ウェルウィッチア科の裸子植物アフリカ南西部の砂漠に自生する。1860年にポルトガルアンゴラで F.ウェルウィッチにより,また同年ナミビアダマラランドで J.T.ベインズにより初めて発見され,J.フッカーが命名した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ウェルウィッチア(〈ラテン〉Welwitschia)

ウェルウィッチア科の裸子植物。一属一種で、アフリカ南西部の砂漠地帯に分布。雌雄異株。2、3メートルの長大な葉を広げる。幹は短く肥大、花は球状につく。1860年、植物学者フリードリヒ=ウェルウィッチが発見。さばくおもと。奇想天外(きそうてんがい)。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ウェルウィッチア

サバクオモトともいう。アフリカ南西部の砂漠地帯に生育するウェルウィッチア科の1属1種の乾生植物。根は砂中深くのび,茎は扁平な円盤状で,葉は1対2枚のみで,帯状,これが生きている限りのび続けるが,先端は枯れるので,2mを超えない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ウェルウィッチア【Welwitschia mirabilis Hook.f.】

アフリカ南西部の砂漠地帯にだけ生育するウェルウィッチア科の1属1種の乾生植物。ベルベッチアともいう。ダイコン状の根を砂中深く水のある所まで伸ばし,茎は砂上にわずかしか現れない。茎の頂部は扁平な円盤状で,中央の浅い溝で二分されている。葉は帯状で生涯1対しか生じず,生きている限り伸びつづけるが,先端は枯死するので,長さ2mを超すことは少ない。平行脈に沿って縦に裂けるので,リボン状になることもある。円い茎頂の縁辺から小枝を出し,花序をつける。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウェルウィッチア
うぇるうぃっちあ
[学]Welwitschia mirabilis (Welm.) Hook. f.

ウェルウィッチア科の裸子植物。奇妙な形態をした珍奇な植物で1属、1種。一名サバクオモト、園芸名キソウテンガイ(奇想天外)。主幹は数十センチメートルあり、太くて短く、倒円錐(えんすい)形をなし砂の上に出る。根は直根で地中深く入る。本葉は2枚で対生し、濃緑色で長さ2~3メートル、幅20センチメートルくらいとなり、帯状になり、革質をなし平行脈をもち、古くなると風などで葉脈に沿って縦にいくつにも裂ける。雌雄異株。幹頂の周辺部の葉の基部近くから小枝を出し、花をつける。雄花序は橙黄(とうこう)色で四角張った紡錘形で十字対生する鱗片葉(りんぺんよう)に覆われる。雄花には2対の包葉と6本の雄しべがある。雌花序は赤褐色で太くて長さ10センチメートル、幅3~4センチメートル。雌花は1個の胚珠(はいしゅ)だけからなる。風のほか昆虫も花粉を媒介するという。球果はモミ属に似ている。ナミビアの海岸近いナミブ砂漠などの谷あいだけに自生する。寿命の長い植物で600年から1000年も生き、世界的に珍しい植物で、特別保護を受けており、その採集は厳しく禁止されている。[林 弥栄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のウェルウィッチアの言及

【グネツム】より

…葉は対生し,ほぼ楕円形で先がとがり,網状脈を有し,一見双子葉植物の常緑広葉樹の葉のようである。近縁のマオウウェルウィッチアとともにグネツム綱(マオウ綱)として分類される。この類は花に花被があり,雌花ではこの花被が完全に胚珠を包み,子房に似た構造を呈し,材には道管があり,裸子植物としては特異な形態を示すので,原始被子植物Protoangiospermaeまたは衣子植物Chlamydospermaeとして裸子植物から分離・独立させ,被子植物との中間型植物として扱われることもある。…

※「ウェルウィッチア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ウェルウィッチアの関連キーワード砂漠気候シナイナミビアコイ族サハラホワイトアフリカ砂漠飛蝗アフリカデーナマクアランドクラムヨモギ

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ウェルウィッチアの関連情報